家族の役割とは?
「お姉ちゃんなんだからしっかりしなさい」と親に言われて、今もしっかり者の役割を演じ続け、周りの人に甘えたり素直になれない。
「女は黙って男の言う通りにしていればいい」と父が母に言っていた影響で、自分の人生が見つけられない。
「本当は男の子がほしかったのに」「お前の前に生まれなかった子供がいる」など、自分が生まれてこないほうが良かったのではないかという思い込みにより、自己肯定感のないまま大人になってしまった。
「お母さんは我慢の人生」という母を置いて、自分だけが幸せになっていいのだろうかという罪悪感を抱えている。
「借金を繰り返す父のようにはなりたくない」という思いから、自分の自己実現を果たすことに躊躇している。
「仲の悪い両親を見ていたのであんなふうにはなりたくない」と、結婚に踏み切れない、真のパートナーシップが分からない。
「あなたの幸せを思って。こうするべき。」という親の敷いたレールに乗って人生を送ってきてしまったけれど・・・
このように、私たちは大人になってもずっと家族の影響を受けて続けています。
呪縛のようにまとわりつき、同じパターンを繰り返すか、反発しもがき続けているか、どちらにしても苦しいものです。
そして、親も、祖父母も、同じように上の世代から影響を受けてきました。
私たちの代で終わりにしたいものです。
あなたは、どんな役割を演じていますか?
父、母、兄弟、姉妹、という役割を通して、私たちがどのような思考や振る舞いをしてきたか、それによって現在どのような影響が出ているかを知ると、本当の自分を取り戻すことができます。