暴言を吐かれて、つらい。
「夫に毎日毎日暴言を吐かれて、つらくてたまりません。
病気なんだから仕方ないと思ってはいるのですが、ついイライラしたり、言い返してしまったり、余計に夫を怒らせてしまいます。このままでは自分まで鬱になりそうです。」
先日ご相談に見えた方、ご主人が厳しい人で、いつも大声で言葉の暴力を受けているということです。
その言葉を思い出しては、悔しくなり夜も眠れなくなるそうです。
奥さんがとっている行動の一つに、ご主人の暴言をノートに書き溜めているというものがありました。
これ、ダメです!!
ダメな理由は2つあります。
1.ノートを見る度に、思い出してまた怒りが湧く。
怒りの上塗りをしてしまっているわけです。
2.ノートを書くために、「ネタ探し」をしてしまう。
暴言を書き留めるためには、暴言を欠かさずキャッチし、しっかり覚えておかなくてはなりません。
これでは、暴言を求める結果になってしまいます。
どうしても書きたいなら、書いてすぐ、ぐちゃぐちゃに丸めて捨ててください。
そして、暴言ノートではなく、いいことノートをつけてください。
今日あったいいこと
ご主人がちょっと優しかった瞬間
それをたくさん思い出して、ノートに書き溜めてください。
きっとノートが終わるころには、いいことがいっぱいになっていますよ。
そんなアドバイスをしました。
ネガティブなことで頭がいっぱいになりやすい方は、ぜひ、いいことノート試してください。