父親のような人とだけは 絶対に結婚しないと思っていたのに
夫やパートナーに、暴力、アルコール中毒、ギャンブル、借金などの問題がある人の多くは、こんなふうに言います。
「父親のような人とだけは、絶対に結婚しないと思っていたのに」
どうして、同じような人を選んでしまうのでしょうか?
・脳は、否定形を認識していない!
こうなったらいいなと思うことも、
こうなったら嫌だなと思うことも、
脳は同じように処理することが分かっています。
つまり、望む、望まないに関わらず、強く思っていることは引き寄せてしまうということです。
・慣れた環境が落ち着く
人は、慣れ親しんだ、馴染んでいる環境にいたほうが楽なもの。
これもまた、良くも悪くもなのです。
子供のころからの育った環境が大きく影響するのはそのためです。
幸せになると不安になり、疑い、嫌だと思いつつも元の環境に戻る傾向にあります。
・育てる
「もとはお酒の飲めない人だったのに、結婚してからアルコール中毒になった」
「私と付き合う前はきちんと定職についていたのに、いつの間にか仕事を辞め借金をするようになった」
こういうケースが多くみられるのも特徴です。
父親のような人とだけは・・・と思っていたから、全然違う人を選んだのにどうして?
実は、嫌な父親をモデルに、そのように育てているということがあるのです。
信じられますか?
なぜか?
その方が、いいことがあるから!
夫やパートナーが、暴力を振るい、アルコール中毒に陥り、ギャンブルに嵌り、借金地獄に陥って、なんの得があるというのでしょう?
そこには、
自分らしくいられる。
自分の存在意義が見いだせる。
というメリットがあります。
夫を助けることによって、あなたの存在価値が生まれます。「わたしがいなければこの人はダメになってしまう」からです。
父親からも暴力を通して愛情を受けてきたから。例え、暴力という形でも、その接触は愛情と感じられるのです。
どうすればいい?
でも、今さら父親を変えることはできない。
夫やパートナーがカウンセリングを受けるとは思えない。
大丈夫です。
あなた自身が気づき、変化していけば、現実を変えることができます。
こういった方に共通するのが、セルフイメージが低いということ。
以前、「私はどうせ」と思っていると、「ほらね、やっぱり」な結果になってしまうという話をしましたね。
ここでも同じことが起きています。
かわいそうな自分
愛されない自分
に慣れているなあと思った方、
このままでいると、また同じような人がやってきますし、違う人まで育ててしまいます。
自分に許可を出す練習をしていきましょうね。
参考記事