子供のことを愛していない親なんていないと思うでしょう?
いるのですよ。
本当に。信じられないかもしれませんが。
うっとうしい目の前から消えてくれ
本当に可愛くない奴だ
お前は誰にも愛されない
お前なんか死んだほうがいい
そんなことを言われ続けて育った人がいます。
憎んで、苦しんで、それでも親から離れることができず、大人になった人たちがいます。
親のことが大嫌い。
自分のことが大嫌い。
本当に、死んだほうがいいのかもしれない。
そんな状態で、こう言われたらどう思いますか?
「子供のことを愛していない親なんていない」
「まずは自分を愛しましょう」
「親を許すことから始まります」
無理でしょう。
どうやって?
自分の愛し方を教えてください。
親を許せって、どうしたら許せるのですか?
「自分を愛する」
「親を許す」
ここにフォーカスすると、ますます苦しむことになります。
「自分を愛せない自分」←ダメな自分
「親を許せない自分」←ダメな自分
やっぱりダメな自分だったと決定づけてしまいます。
家族セラピーでは、原因を他のところに見つけます。
なぜ、親が自分にそのようなことを言うようになったのか?
家族関係を詳しく見ていきます。
兄弟は姉妹いるのか?
お父さん、お母さんはどんな家に育ったのか?
親の親の代までさかのぼって、どうして今あなたが苦しんでいるのかをひも解いていきます。
ここがストンと腑に落ちる感覚で分かると、自分の努力ではどうにもできなかったことが、スルッと解決するということがよく起こります。
どんな親の元に育っても、どんな人になるかは、これからあなたが選択することができます。
それを応援します。